設計・現場の割合計算

達成率・歩留まり・充填率、公差、税込と税抜、前年比、ポイント差まで。報告書や現場の数字を、その場で割合にします。設計者と現場のエンジニアが定義を思い出すときにも使えます。

完全ブラウザ動作 — 数字はこの端末内だけ。入力内容が送信されることはありません。

一方が他方の何%か。チップで何÷何かを切り替えると、答えの下の定義が帳票に合います。

÷
× 100

公称と上・下公差から上限・下限を出します。実測は任意。帯のどこにいるかを見ます。

二つの値の増減率。横に対比(新しい÷古い)を出します。報告書の「前年比 125%」は、多くの場合この対比です。

変換元
から

税抜・税額・税込。税込に税率を掛けると税額にはなりません。

%

二つの%の差(ポイント)と、その差の変化率。

変換元
%
から
%

数字に合わせて図が出ます。

数字の意味

達成・構成

部分 ÷ 全体 × 100

達成率は実績÷目標。歩留まりは良品÷投入。充填率は実入り÷容積。計算は同じで、ラベルが違います。

投入数と歩留まりの図。投入 100 のうち良品 84、歩留まり 84%。10×10 のマスが下から埋まる
良品÷投入。マスは下から埋まります。

公差

上限=公称+上、下限=公称+下

図面で許される幅。実測はその帯の中か外かの一点であり、公差そのものではありません。

公差の考え方を示した図。公称 20、下限 19.95〜上限 20.10、実測 20.04 は公差内
公称 20、上 0.1、下 −0.05。実測 20.04 は公差内。
公差の記入方法。許容差記入の 20+0.1/−0.05 と、同じ幅の限界寸法 20.1/19.95
許容差記入と限界寸法記入は、同じ公差幅の二つの書き方です。

増減・前年比

((新 − 旧) ÷ 旧) × 100

120→150 は +25%。対比(新しい÷古い)は 125%。報告書の「前年比 125%」は、多くの場合この対比です。

税込・税抜

税額=税抜×税率、税抜=税込÷(1+税率)

税込に税率を掛けた数は税額ではありません。

ポイント差

ポイント=新しい%−古い%、変化率=ポイント÷古い%

8%→10% は 2 ポイント、相対では 25% 増。消費税 8→10 がこの組です。ニュースの「2% 上昇」はどちらもありえます。

ヒント

%とポイントは別物

消費税率が 8% から 10% になるのは 2 ポイント。8% を分母にすると 25% 増。ニュースの「2% 上昇」はどちらもあり、答えている問いが違います。

前年比 125% は +125% ではない

増減率は(新−旧)÷旧。120→150 は +25%。対比(新÷旧)は 125%。月報の「前年比 125%」は、多くの場合この対比であり、125% の跳ね上がりではありません。

稼働率と可動率は分母が違う

稼働率は実働を暦または負荷で割ります。どちらを分母にするかは現場の帳票です。可動率は、止まった時間を除いた「動ける時間」が分母です。入れ替えてはいけません。

公差は許される幅であり、測った誤差ではない

上限=公称+上、下限=公称+下(下は負のことが多い)。実測はその帯の中か外かです。精度や分解能とは別の問いです。

よくある使い方

🎯

目標に対する達成

計画 100 に対する 84 は達成率 84%。実績÷目標であり、合計の内訳ではありません。

🏭

歩留まりと不良率

投入 1,000 のうち良品 970 は歩留まり 97%。不良率は不良÷投入。再加工があれば、足して 100 になりません。

📦

図面やホッパーの充填

容積 1,000 に 850 は充填率 85%。嵩・空隙・基板のどれを分母にするかは図面であり、歩留まりではありません。

📐

寸法の上限と下限

公称 20、上 +0.10、下 −0.05 → 20.10 / 19.95。実測 20.04 はその帯の中です。

🧾

税抜と税込

税率 10% なら税抜 10,000 は税込 11,000。税込÷1.10 が税抜。税込に税率を掛けた数は税額ではありません。

📈

今期と前期

先月 1,200、今月 1,500 は増減 +25%、対比 125%。月報に載せる組です。

よくある質問

達成率はどう出しますか?
実績を目標で割り、100 を掛けます。100 のうち 84 は 84%。構成比(内訳÷合計)ではありません。達成率のチップを選ぶとラベルが合います。
稼働率と可動率の違いは?
稼働率の分母は暦または負荷時間です。帳票を見てください。可動率の分母は、停止を除いたあとの動ける時間です。一つの報告で混ぜると、見かけの傾向が歪みます。
前年比 125% は 25% 増と同じですか?
増減は +25%。125% は対比(今年÷去年)です。日本語の報告では対比を前年比と書くことが多いです。増減タブは同じ二数から両方出します。
歩留まりと不良率は足して 100% ですか?
いいえ。歩留まりは良品÷投入、不良率は不良÷投入です。再加工や、どちらにも入らないロスがあれば隙間が残ります。足して 100 にしないでください。
公差は測った誤差ですか?
いいえ。公差は図面が許す幅です。実測はその帯の中か外かの一点です。等級表は引きません。
入力した数字はサーバーに送られますか?
いいえ。数字はブラウザ内に留まります。アップロードしません。前回の値は、この端末にだけ残ることがあります。